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社員教育

社員教育をもう一度検討しませんか


すべてのトラブルは無知から
「これが中小企業の実態?これじゃ儲かるわけねえだろ」のT食品は人事制度がまったく機能していないことが不幸のはじまりだったのです。

人事面もさることながら、とくに社員教育が全くできていなかったのです。
「5Sとはなにか」
「ISOとはなにか」
 驚くことに、これを答えられる社員は一人もいなかったのです。さらには、労働災害で死亡者まで出したことがあるにもかかわらず、安全教育は派遣会社まかせというありさまで、呆れる限りでした。

 しかしながら、私の考えではT食品のような工場の人事面の問題も、ある程度まではそれを社員教育によってカバーできると思います。
 社員教育こそがあらゆる問題・課題を解決する手段なのです。

社員教育はなぜ必要なのか
製造業の従業員には教育など必要ないのでしょうか。
 ところで、製造業の中でも食品製造の従業員は能力面において、レベル的にどうなんでしょう?自動車や電気などくらべて優秀な人材をそろえることはむずかしいんではないでしょうか。利益が出にくく、競争もはげしい業界でもあり、作業はきつい、これが食品製造業のイメージです。高校時代を思い出しましたが、「おれは食品(製造業)に行く」なんてやつはいませんでした。たいてい「キャノンにいく」とか「トヨタに行く」とかはいましたけど。
 そんな食品製造業のような業界では優秀な人材などなかなかくるわけでもなく、間違って入ってきたとしても長続きはしないでしょう。非優秀な社員ばかりがそこに残り、優秀な人材から先に出ていってしまうのです。

 そもそも下請け企業が元請けなみに利益をだしたかったら元請けの倍、優秀な人材をそろえなければなりません。それにもかかわらず、T食品のような下請けしかできない中小企業はほとんど社員教育をしていないのです。こんな常態で競争のきびしいこの業界でどう生き残っていくのでしょう。

馬鹿な社員のいる会社にはブランディングなどできない
 ところで、中小企業だけでなく大手企業のなかにもにも「教育がなってないな」と思うことがよくあります。大手企業の社員でも口のきき方や態度で「なんだコイツ?」と思ったことはないでしょうか。本人にしては悪気はなかったのでしょうが、それを受け取る側はそうは思ってくれないことも多いのです。
 「大企業の社員カゼふかせやがって」とか「貧乏人だと思ってナメてんのか」というようにとることがあります。こうなるとその会社のマークをみるたびムカついてくるものです。これで顧客がひとり、確実に減ることになります。言葉一つで結果がガラリと変わることはよくあることです。(これは社員教育の問題というよりも個人の問題とも言えますが、社員が不快な言葉づかいをしているなら、会社としてはそれを指摘し正さなければなりません。これも社員教育の一つでしょう。)

 大手はブランディング(ブランドを創ることで、有名ブランドのようになれば値段が高くても売れる)に力をいれています。しかし、これではそれを実現できたとしても効果はなくなるでしょう。

社員教育ができなければ
 とは言え、大手では中小企業とくらべものにならないほど教育に力を入れているものです。教育は確実に帰ってくる財産だからです。理由もなく教育に費用と時間をさいているわけはないのです。企業と企業の戦いは人と人の戦いです。 ということは教育で人の能力を高めるしかないじゃないですか。
 とくに中小企業では大手以上に教育に力をいれなければ大手に対抗することはできません。それができないとすればT食品のように大手の下請け以外の仕事はなくなります。「永遠の下請け」。そう呼ばれ、それが固定することでしょう。


当事務所の社員教育プラン
そこでもう一度社員教育を考えてみませんか。

新入社員研修から品質管理・生産管理など当事務所ではあらゆるプランに対応できます。とくに改善提案制度や不動産法務などは定評があります。ある企業では当事務所の損害保険業務に注目していただき、火災保険制度や損害賠償制度の社内研修の依頼をいただいたことがあります。研修の目的をお教えいただきましたら、研修メニューをご提案させていただきます。ぜひお問い合わせください。

とくに、改善提案制度の社員教育は生産性も向上することはもちろんのこと、やる気も向上することまちがいなしです。


さらに私は現場で、「仕事の教え方」を強化することは業績を上げる上で非常に重要なことと思いました。そこで社員研修のメニューには教え方強化訓練・ティーチング研修を加えることをお勧めします。

 たとえば、T食品なら従業員の定着率が悪く、常に人手不足に苛まれていました。したがって「先にいた者」(かなりの曲者)が新人に仕事を教えるということになります。
 しかし、その「先にいた者」の仕事の教え方は非常に下手でした。T食品ではそれ以前に人格面(人間の質)も問題だったのですが、言葉足らずの割には一言多い(T食品もそうだが、製造業のライン作業についている人間は普段おとなしい者が多い。同じテーブルに座っていても一切の会話もないことすらよくある。こういう人物は言葉の選び方も下手なことが多く、コミュニケーションをとることが苦手なようだ。これは人格面の問題とは別だが、これが職場の雰囲気に大きく作用することもある。たとえば、こんな普段何もしゃべらない人物が仕事のことで他人になにか言うとき、どんな言葉を使い、そしてそれに対して相手はどうとるか想像してもらいたい。ケンカに発展することもたまにある。そうかと言ってハイテンションな人物が製造ラインに向いているとは全く思わないが。)など、仕事の教え方にも問題があったので新人はすぐやめてしまうのです。
 したがって現場は入って数か月程度の新人ばかりになってしまいました。

 それゆえ、品質不良や異物混入というトラブルが頻発することになり、現場は怒声・怒号が飛ぶ修羅場になってしまいました。これでは業績など上がるわけはありません。仕事を教えること=ティーチングは非常に重要で、これがダメだと常にラインを止めることになります。

ティーチング研修は業績アップには必須の社員教育と言えるでしょう。


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